2010年3月3日
健康相談サロン 
14:00〜16:00 コムサロン21ルームにて

講師:中谷裕司先生 (医療法人社団 健裕会 中谷病院 院長)

■子宮頚がんは”予防”できる■
ゆうちゃんの健康相談サロンでは、中谷病院院長の中谷裕司先生から健康の悩み相談や医療事情などを伺っております。
3月3日に行われた健康相談サロンでは子宮頸がんの予防ワクチンが一般の医療機関で接種することができるようになったという、女性にとってはとても気になるお話をして頂きました。

子宮頸がん予防ワクチンは子宮がんの原因となりやすいHPV16型とHPV18型のウィルスに対する免疫をつくらせるものです。
またワクチンの効果がどれだけ長く持続するかについては、現時点でワクチンを接種してから最長で6.4年までは前がん病変を100%予防できることが確認されています。
しかしこのワクチンは全ての発がん性HPVの感染を防ぐことができるわけではありません。
子宮頸がんを完全に防ぐためには、子宮頸がんワクチンの接種だけではなく、定期的に子宮がん検診を受けることが大切です。ワクチン接種後も、1〜2年に1度は子宮がん検診を受けるようにしましょう。このワクチンは半年間に3回、腕の筋肉に注射します。
ワクチンは自費になりますので、医療機関によって料金が異なります。直接、医療機関にお問い合わせください。
日常、健康について気になっている事をお聞きすることができます。
どうぞ奮ってご参加下さい。